▼『漬物倶楽部』
オヤジが野菜作りに目覚めた。実家に帰るといつも野菜の話をして、
「もっていけ、もっていけ」とすすめる。
私たち夫婦はありがたくいただくが、最近その“押し付け”がなくなった。
きくと、『漬物倶楽部』に持ち込んでいるという。
父「『漬物倶楽部』に持ち込むと、自分の作った野菜で漬物を
つくってくれるんだ。美味しいぞ!
それに、できた漬物を“キープ”してくれてな、
なくなると、また取りに行くんだよ」
私「それは格別だな~。
でも、野菜と一緒で作れすぎて、食べきれないことないの?」
父「そう。でもな、そこは一般の方にも漬物を販売していて、
『これは販売用にしてください』と言って預けると、
販売用の漬物に加工してくれるんだよ。
もちろん、野菜を売ることになるから、野菜の直売と一緒で、
ちょっとした小遣いになるんだ」
私「へぇ~、面白いね!
そんな場所、近くにあったっけ?」
父「ほら、角を曲がったところに空家があっただろう?
あそこを借りてやっているんだ」
野菜の直売もすっかり地域に根付いてきました。でも、鮮度が
最優先の生野菜は、出荷のタイミングや保管方法が難しい。
でも漬物なら、その点楽ですね。
空家や空き店舗を利用して、高齢者が手伝うモデルができると、
なお、素敵ですよね。
+++++ 企画創造のポイント +++++
『 家庭菜園にもっとアイデアを 』
対応業種:料理・洗濯・家事全般, 街づくり・商店街, 農業・家庭菜園, 飲食店・食品